彩装きもの学院ブログ

2013年09月12日

不定期掲載第41回『きものと私』

『きものと私』と題して生徒さんに書いて頂いた作文を紹介します。

『きものと私』         20代女性

 私が着付けを習い始めたきっかけは、浴衣レッスンからでした。そして、あまり深く考えず、なんとなく着物が自分で着られたらな、と思い習うことにしました。

 それまで着物についてほとんどと言っていいほど知識はなく、それぞれの名前や着物のたたみ方も全くわからず、まずそこからのスタートでした。
そして、いざ自装のお稽古が始まると、とにかく体が動いてくれない、覚えられない、の連続でした。何度やってもなかなかうまくいかなかったり、次のお稽古の時には忘れてしまっていたり…一人で着られるようになれるのか不安になることもありました。

 そんな時、着物ショーのモデルを体験させていただきました。他のモデルの方を見ていると、洋服と着物ではガラリとその人の雰囲気が変わったことに驚き、自分自身も普段、着られない着物を着てとても嬉しくなり、改めて着物の魅力を感じました。そして自分で着物を着られるようにお稽古を頑張ろうと思うようになりました。

 提案会にも何度が行かせていただき、いろいろな着物を見て触らせていただきました。そこでは着物を作っている方のお話を聞くことができ、一枚の着物が出来上がるまでに、気が遠くなるような作業を何度も何度も重ね、やっと仕上がるんだと知りました。作り手の方の思いを知り、だから着物には奥深い魅力があるのだ、大切に着なければいけない、と思うようになりました。
 そしてまた、着物を買う側にも、親から子、孫へなど、それぞれ想いが込められていて、だからこそ、着物を着た人のその人らしさが表れるのだな、と感じました。

 着物を習い始め、今まで知らなかった世界を知ることができ、自分自身、少しだけ成長できたような気がしています。ここまで、何とか続けられたのは先生の熱心なご指導があったからだと思います。何度やっても覚えられない私に根気強く付き合ってくださり、そして着物の魅力や楽しさを教えてくださり、本当に感謝しています。これからも着物を着る時は先生の声が聞こえるような気がします。
まだまだ基本的な技術だけなので、もう少し練習が必要かもしれません。その時はまたご指導よろしくお願いします。
ありがとうございました。          


posted by saika at 15:51| Comment(0) | TrackBack(0) | きものと私
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